9月15日(土曜日)杉並保健所で行われている、妊娠を望む方のための基礎講座で、第二回目の整体体験講座を担当させていただきました。
今回は土曜日とあって、ご夫婦でのご参加が多かったです。
お子さんを授かるためには、ご夫婦ともに健康であることが何より欠かせません。
身体の不調や痛みが自力ではどうしようもないぐらいになったときには、メンテナンスをプロにお任せいただければと思いますが、普段からご夫婦でお互いの身体をケアし合えれば、理想的ですね。
そこで今回はお互いに簡単にできる整体法をご紹介しました。
まずはセルフヒーリングから。
私が普段、施術に入るときや調子が悪い時、このセルフヒーリングをします。
この中で特に覚えていていただきたいのが、鼻呼吸。
鼻の奥の空間に空気を吸い込むようにすると、横隔膜が連動して働き、自然と深い呼吸ができます。
次に奥様の身体をご主人様に緩めていただきました。
特に、股関節の付け根を緩めると、大腿動脈の圧迫がとれ、血行がよくなります。
女性の冷え症は、ここを緩めることで改善されます。
また、妊娠しておなかが大きくなってくると、赤ちゃんを支えるために、股関節まわりの筋肉に負担がかかります。特に腸腰筋が弱まると、腰痛や、むくみ、(ひどいと静脈瘤に!)を起こします。
奥様が妊娠されたとき、とくに股関節の付け根を緩めて差し上げてください。
一通りご紹介したあと、今度はご主人様を奥様に緩めていただきました。
あぐらがかけなかったご主人様が、終わったあと、あぐらで座れるといって、奥様が驚いていらっしゃいました。
日常生活の中で、パートナーの考え方や、行動がわからず、いらいらすることもあるかと思います。
施術を通して身体に触れていると、その方の考え方や、性格傾向が身体に表れているのがわかります。
男性と女性は身体の構造が違うため、お互い理解しずらいことも多々あると思いますが、身体を診ていけると分かってくることがあります。
ぜひ日常でお互いのケアをし合い、理解を深めてより一層ご夫婦仲がよくなり、お子様をさずかってますます幸せな家庭を築いて頂けたら嬉しいです。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。